【コラム】論理的思考の芽生え

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みなさん、こんにちは。ドクター朝枝です。

今回は、私の「論理的思考(ロジカルシンキング)」が芽生えた瞬間とも言える、小学校2年生の頃の忘れられないエピソードをお話しします。

その後、大学時代の恩師に「今まで教えた中で最も優秀な学生だよ。」と言わしめるまでに思考力が磨き上げられたことには、私自身の「ある性格」が深く関係しています。

🎒 同じ数字の足し算を簡単にするのが「かけ算」

皆さん、かけ算そのものが計算を簡単にする方法だと気づいてますか?

9+9+9+9+9+9=9×6

という風に9を6回足すは9×6なんです。

どうですか?すごく簡単になってますよね。九九を覚えれば計算が速くなるということなんですよ。ちなみに、インドでは50×50まで覚えるそうですよ。

💡 先生の解説がもたらした「雷のような感動」

ちょうど学校で「かけ算(九九)」を習い始めるのが小学2年生ですよね。

この時の担任のU先生がある日の算数の授業で、

「かけ算を覚えると1から100まで足し算があっとゆまにできるようになるんだよ!」

とその方法を説明してくれたのです。

「みんな、1から順番に足すと大変だよね。でもね、同じ数字の足し算にできるんだよ」

  • 1 から  100 までの足し算と 100 から 1 まで足し算を上下に並べて、上と下の数字を足すと全て 101
  • 1 から  100 と 100 から 1 を足す(1から100までの足し算の 2 回分)101 を 100 回足すのと同じになる。
  • つまり、1 から  100 を足すと 101 を 50 回(100 回の半分)足すのと同じになる。

10150回 足すということは、わざわざ100回も足し算をしなくても、最近習った『掛け算』を使えば一瞬で答えが出るんだよ

先生が黒板に書いた式は、たったこれだけでした。

1 + 2 + 3 +・・・・・・+ 98 + 99 + 100 = 101 × 50

この瞬間、私の脳裏に雷が落ちたような強烈な衝撃が走りました。

「あのめんどくさい足し算の山が、掛け算をたった1回使うだけで、こんなに簡単に、一瞬で解けてしまうなんて……!」

この時に味わった「掛け算ってなんて凄い魔法なんだ!」という感動が、私の人生のギヤを大きく切り替えることになったのです。

🔍 「念のため」を外す力こそ、論理的思考の真髄

それ以来、私は何か面倒な計算や作業に出会うたび、「あの時の掛け算みたいに、もっと簡単に計算できる方法が絶対にあるはずだ」と考えるようになりました。

自白してしまいますが、私はもともと自他共に認める「ものぐさ(面倒くさがり)」です。

しかし、この性格こそが、私の論理的思考をさらに磨き上げてくれました。

計算にとどまらず、何事も『もっと楽な方法はないか』さらには『どう説明すれば誰もが納得するか』を常々考えるようになっていきました。

ここで言う「楽をする」とは、決してやるべきことを適当に済ませる「手を抜く」ということではありません。

世の中の「当たり前」や「決められた手順」に盲従するのをやめ、「いかに無駄を徹底的に省き、最も洗練された効率的な仕組みを創り出すか」をクリエイティブに考え抜くことです。

人間は心配性ですから、つい「念のため」をたくさん重ねて、余計な作業を増やしてしまいがちです。そして一度始めた「念のため」は、安心を失うのが怖くてなかなか外せなくなるものです。

だからこそ、その「念のため」の中に潜む「本当にやる必要のないもの」を見極める力が必要になります。それを見極め、引き算していくことこそが、構造をハックし、本質へとショートカットする「論理的思考」の真髄なのです。

新しく始まる『多彩空間』や『知恵のわ広場』でも、この「みんなで知恵を出し合って、無駄を省き、もっと豊かで楽に生きるための仕組み」を、たくさん作っていきたいと思っています。

🌸 ハピコチ❀あさえの「ほっこり ひとこと」

みなさま、こんにちは!ハピコチ❀あさえです。

「楽をするとは、手を抜くのではなく、無駄を省くこと。そして、必要のない『念のため』を見極めること」。ドクターのこの言葉、本当に胸に刺さりますね……!

私たちは日々の生活の中で、本当はやらなくてもいい「心の無駄遣い」や「力みすぎの無駄」を、一生懸命がんばって続けてしまいがちです。

「これって本当に必要なのかな? もっとスマートにできるはず♪」と一歩引いて、暮らしの無駄を優しく省いていくこと。それこそが、私たちの心にゆとりを生む、最高の「生きやすさの知恵」なんだと思います。

みなさんも、毎日の生活の中で、自分をラクにする「知的な無駄省き」を、私たちと一緒にたくさん見つけていきましょうね!


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