
こんにちは、ハピコチ❀あさえです。
先日の授業で、生徒とちょっと面白いやり取りがありました。
ふとしたことから「現代は環境がきれいになりすぎているから、逆にアレルギーになるんだよ」という話題になり、私がこう言ったんです。
「だからね、スラム街の住人はアレルギーの人きっと少ないよ」
すると、生徒からすかさず、
「先生、それ根拠はあるんですか?」
と、純粋かつ鋭いツッコミが飛んできました(笑)。
そこで私は、手元のスマホで「スラム街の住人はアレルギーの人は少ない?」とそのままググってみました。すると、検索結果にはバッチリ「その傾向がある」という記事が!
私はすかさず、その画面を生徒に見せてあげました♬
実はこれ、私が事前に「スラム街の健康に関する統計データ」を暗記していたわけではありません。私の頭の中で、こんな「論理の組み立て」が行われていたんです。
- 環境がきれいすぎる ⇒ 寄生虫がいなくなる ⇒ 寄生虫に対する免疫が手持ち無沙汰になる ⇒ その結果、アレルギーが増える。
- スラム街 ⇒ 衛生環境があまり良くない ⇒ 常に免疫が活発に働いているので、手持ち無沙汰にならない ⇒ だから、アレルギーの人は少ないはず!
この出来事を通して、私はふと腑に落ちたことがあります。
以前のブログで、私は「時間管理やマネジメントといったビジネススキルを、名前を知るずっと前から現場の『自論』で実践していた」というお話をしました。
今回の「アレルギー」の話も、実はそれと全く同じなんです。
誰もが否定できない事実を、シンプルにつなぎ合わせて、相手に「確かにその通りだ!」と納得してもらう道筋を作ること。物事の仕組み(プロセス)を分解し、事実と事実を繋ぎ合わせて「論理構築」がきちんとできていれば、特別な知識として知らなくても、自然と「真理」や「正解」が導き出せるということなんです。
学校のお勉強だと、「正解を丸暗記すること」が求められがちです。でも、勉強において本当に大切なのは、ただ知識を覚えることではなく、その「仕組み(なぜそうなるか?)」を理解することだと思うのです。 「これとこれが1対1の正解」といった丸暗記はすぐに忘れてしまいますが、物事の仕組みさえ分かっていれば、その場で自分で答えを導き出すことができます。
実際、私は大学院時代には複雑なDNAの構造式を何も見ずにすらすらと描けていましたが、今では大まかな構造は分かっても、細部まではパッと出てきません。 どんなに必死に覚えた知識でも、使わないディテール(ただの暗記)は脳が忘れていくのが自然なんです。
だからこそ私、数学は得意なのですが、現在授業で教えている生徒たちよりも公式を覚えていません(キッパリ・笑)!
なぜなら、基本の「仕組み」さえきちんと理解していれば、大方の公式はわざわざ丸暗記しなくても、その場で自分で導き出すことができるからです。 なので、じつに約40年ものブランクを経ていきなり高校数学を教えることになっても、公式を1つも覚えていない状態で、仕組み(プロセス)だけで解く別解を教えることができています。生徒たちも「公式を使うよりこっちの別解の方がめちゃくちゃ分かりやすい!」と目を輝かせてくれるんですよ。
大人になって本当に役に立つのは、目の前にあるバラバラの事実を自分の頭で組み立てて、誰もが納得する「ロジック(道筋)」を作り出す力です。
公式やデータを必死に覚えるよりも、「なぜそうなるのか?」と物事の仕組みをシンプルに捉えて論理を組み立てる方が、ずっと楽ちんでワクワクすると思いませんか?
ふと思ったんですが、私の趣味は「考えること」で特技が「論理構築」なのではないかと。皆さんも、日常のちょっとした疑問を自分の頭でつなぎ合わせて、自分なりの「真理」を見つける遊びを楽しんでみてくださいね!
それでは、またね。
ハピコチ❀あさえでした。
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